--- 改造トラックボール 6号機 - 鬼っ子6号 ---

5号機でPanasonic AL-N2のボールユニットを搭載した小型トラックボールを作成し
一つの完成形となりましたが、やはり、レッツノートと同じ使い勝手のキーボードと
トラックボールのセットが欲しくてなりません 。

そうこうしている間に、また壊れたPanasonicのトラックボールマシンCF-S22を
入手しました。　参考サイト(1)ではAL-N2のキーボードをPS/2化する改造が
紹介いるのですが、私のウデと機材では相当ハードルが高そうなので、
取り敢えず液晶パネルとキーボードを取り去ったボール付本体とサードパーティ
の外付けキーボードを用いてレッツノート風トラックボール付キーボードに
改造する事にしました。

今回使用したキーボード、ELECOMのTK-UP289MSVです。キーピッチは17mmで CF-S22と同じです。

キーボードの中身を取り出した所です。残念な事にキーピッチが同じなのに配列の関係で
CF-S22の筐体の中に収まりません。結局上から貼り付けるような形になりました。

CF-S22の不要な液晶パネルとキーボードを外したところです。


PS/2のケーブルに接続するために一旦ボールユニットを取り出します。

CF-S22のボールユニットのピンアサインです。製造元はLOGITECで、ボールのサイズが
異なるだけでAL-N2のユニットと同じに見えましたが、ピンアサインが反対でした。

ボールユニットにPS/2のケーブルを接続したところです。
PS/2ケーブル側のコネクタと白いフラットケーブルは別の壊れたPCから外して
使用しました。


本体内のマザーボードなどはそのままの状態で取り付けしました。
キーボードは上から貼り付ける形にしましたが、それだけではフニャフニャするので、
本体との間に少し傾斜をつけたボール紙の当て物を 挟みました(写真には出ていません)


完成したトラックボール付キーボード、「鬼っ子６号」です。S22本来のキーボードに比べ
キータッチが今ひとつですが、少し傾斜を付けた分は打ちやすいです。

【参考サイト】
(1)AL-N2のボール基板のコネクタのピンアサイン
　　 http://hp.vector.co.jp/authors/VA037406/html/n2266.htm

(2)PS/2ピンアサイン
　　 http://hp.vector.co.jp/authors/VA037406/html/data/index.htm#ps2_kb

　　 http://www.hage88.com/ps2.htm

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2005/08/03