Master仕様のドライブは、47番ピンをGNDに落す事で、自作PC等のデスクトップでは
Slaveと認識されますが、これを Slave要求のPCに取り付けても動作しません。
Master仕様のドライブは、47番ピンをマスクする事で、Slave要求のPCで動作します。
となり同士のピンをショートさせるのは比較的簡単ですが、マスクは結構難しいです。
そこで、私はドライブの47番ピンを抜いてしまう事にしました。
この写真は、ドライブのコネクタを基板側から見たところです。
右から２番目が47番ピンです。
ハンダ付けが出来る場合は、47番ピンを基板にハンダ付けしてある部分のハンダを
吸い取っておくと、作業が楽です。
この写真は、ドライブ背面を見たところです。
先の尖ったもので、47番ピンを起こして、引っこ抜きます。
「引っこ抜くのはちょっと．．．」という場合は、他のピンとショートしないよう気を付けた上で
奥の方に折り曲げるだけでも大丈夫です。
47番ピンを抜き終わった状態です。
＜補足事項＞
ちなみに、この方法でSlave要求のPCで動作するようになったドライブを、
例の変換アダプタで自作マザーボードにつなぐと、Slaveにはなっておらず、
Masterのままです。
では、と思い、この改造したドライブを、Master要求のPCに接続しますと、
動作するではありませんか。
引っこ抜いたピンは元に戻せませんが、両刀使いのドライブになりました。
目出度し、目出度し．．．\＾＾\