--- (3)転送速度比較(Windows) ---
カタログデータでドライブの性能は比較出来ますが、実際の使用環境(I/F)で
どの程度違いが出るか試してみました。
<使用ドライブ>
LF-P767C:全てAC電源駆動でテスト(今回はパフォーマンス優先のため)
CDROMx24,CD-Rx24,CD-RWx10,DVD+-Rx8,DVD+-RWx4,DVDRAMx3,+R_DLx2.4
UJ-811B :LF-P767Cと同じくCD読込24倍速、IDE接続とSCSI接続の比較用
CDROMx24,CD-Rx16,CD-RWx8,DVD-Rx2,DVD-RWx1,DVDRAMx2
SCSI接続は、古い外付CD-RW(中のドライブはATAPI)のドライブを外し
UJ-811BをスリムCD用変換アダプタで接続
KLX-808AN Panasonicの外付CD-ROM、最大x20、PCカード付属
<使用PC>
CF-B5FR(PenIII 700MHz、i440MX、メモリ192MB、HDD 100GB/4200rpm)
自作機(Pen4 2.4GHz、i865PE、FSB533、メモリ512MB、HDD 200GB(U-ATA/100))
(USB2.0での最高速度を知る意味で登場願いました)
CF-M1R(
(PenIII 400MHz、i440BX、メモリ192MB、HDD 40GB/4200rpm)
(LF-P767CのIDE接続テスト用です)
<速度測定方法>
LF-P767C付属CDの内容全部(630MB、1115ファイル、163フォルダ)をHDDにコピー
するのに要する時間を測定。OSはWindowsXP。
<測定結果(速い順)>
順位 | 転送時間 | ドライブ | PC | インターフェース |
---|---|---|---|---|
1 |
5分20秒 |
UJ-811B | CF-B5FR | IDE(プライマリ・スレーブ) |
1 |
5分20秒 |
UJ-811B | CF-B5FR | CardBus SCSIカード(I/OデータCBSC2) |
2 |
5分25秒 |
LF-P767C | CF-M1R | IDE(セカンダリ・マスター) |
3 |
5分30秒 |
LF-P767C | 自作Pen4 | オンボードUSB2.0 |
3 |
5分30秒 |
LF-P767C | CF-B5FR | USB2.0カード(I/OデータCBUSB2A) |
4 |
8分40秒 |
UJ-811B | CF-B5FR | 16bit SCSIカード(I/OData PCSC-F) |
5 |
13分10秒 |
LF-P767C | CF-B5FR | 内臓USB(1.1) |
上位1、2、3位のIDE、USB2.0、CardBus SCSIカードの接続はほぼ同等の速度です。
LF-P767CはACアダプタで使用した結果ですが、バスパワーで動作させると、2倍弱
となります。仕様ではACアダプタ使用で24倍速、バスパワーで12倍速ですから、
ほぼ仕様通りの差となります。
下の写真は、色々なインターフェースでCF-B5FRに接続した様子を示したものです
写真左:UJ-811BをIDE接続したところです。本体内のコネクタに半田付けしています。
写真下:UJ-811BをSCSI接続するため用意した外付けドライブのジャンク品です
写真右:今回の主役、
LF-P767Cです。
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2005/06/03